デカい子がいじめに

 先日、小学校の先生をしている姉に会ったが、姉によると近頃は大きな子が小さな子たちにいじめられるという。

 大きな子は大抵沢山の食べ物を食べるため、食糧難の時代に迷惑だと思われがちで、それがイジメの原因になるらしい。近年の深刻な食糧難がいじめの理由にまで影響してきているのだ。

 「やーい、デカ!!」とよってたかって大きな子がいじめられるのを見かけるたびに姉は子供たちに、人間を身体の大きさで差別してはいけないと教えているそうだが、なかなかいじめは止まないという。

 昔は、小さい子が「チビ!」と馬鹿にされたものだが、隔世の感がある。
 
 姉と別れ際に「大きな子を守ってあげて」、と思わず言ってしまった。姉の不安そうな顔が気になった。(投書:主婦28歳)
 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン