最近、ハイチオールCという、もともと「しみ・そばかす･日焼けなどの色素沈着症、全身倦怠、二日酔い、にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ」などを効能とする薬が、全国の病院で放射線障害の軽減用に推奨されているという。
なぜ、この肌や二日酔いにいいとされてきたこの薬が放射線障害に良いのか？
それは、この薬の主な成分である、含硫アミノ酸の一種である、L-システインが機能しているからである。この成分は、ガンの放射線治療における白血球減少症に対して有効で、保険適用がある。フリーラジカルを無害化するため、放射線防御に有効なのである。また、このシステインは、解毒のための器官である肝臓の代謝を上げるため、全身の解毒が促進され、放射性物質が体外に排出されるのを助けるという。
更に、ハイチオールCにふくまれるビタミンCも、フリーラジカル除去作用を持っているので、これも放射線障害に有効だ。
このような、ハイチオールCは放射線障害の軽減効果については以前から一部の専門家の間では知られていたが、それがようやく全国的に知られるようになったという経緯があり、現在に至っている。
なお、ハイチオールCについては、他の薬品メーカーもほぼ同じ成分で廉価な製品を発売しており、それも同様の効果があるとされている。
昨年７月２４日に、文部科学省が福島、宮城以外の、秋田、岩手、岩手、茨城、神奈川、群馬、埼玉、千葉、東京、栃木の１０都道県で放射性物質ストロンチウム９０が検出されたと発表したが、このストロンチウム９０は骨に長く蓄積され、長期に亘って内部被曝を起こす非常に危険な物質である。もともとストロンチウム自体発がん性がある上に、放射能まで出るのだからある意味当然だ。肝臓の代謝を上げて解毒を進めるのは今からでも遅くない。
新橋の帰宅途中のサラリーマン男性（３８歳）は、「なぜもっと早くハイチオールCが放射能に効くという話をしてくれなかったのか？憤りを覚える。もちろん今日にでも購入して飲むことにする。家族全員分を買わないと。」と話した。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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