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社説:顔からプライバシーが丸見えになる件・・・

 今や、あちこちの街角にある監視カメラによって撮られたあなたの写真から、あなたの情報や交友関係が筒抜けになり、更にどこにいたかの情報も蓄積されてしまう時代になった。

 何年も前からSNSで周到に収集された顔写真とデータ、そして最新の顔認識プログラムを使えば、あなたの姿が町のカメラで撮られて数秒後には、あなたがどこの誰であるかが分かってしまうのだ。そして更に、当然だがあなたがその場所にいたことについての情報がカメラを設置している側にどんどん蓄積されていく。

 これによって、あなたのプライバシーは、合法的に筒抜けになる。どこに誰といたかまで、相手の顔と実名がSNS等で入手されていれば完全に把握されることになるのだ。こうなることは、何年も前からわかっていたことだが、もう後戻りできない段階になっている。

 家に帰るやいなや、SNSに「今家に帰りましたね。今日は渋谷にAさんと一緒にいたんですか?」などというハッカーからのメールが届いたことはないだろうか?そう、このシステムはハッカーの格好の標的になっている。記者は先日、こういうメールをもらってかなり気持ちの悪い思いをしたものである。

 日弁連では、これはプライバシーを明らかに犯すものであるとして、ドイツ等先進諸国と同じく規制立法制定を求めている。しかし、この法案ができるまではあなたのプライバシーの危機的状況は続くことになる。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

若い双子の兄弟の場合、顔が区別できないが、所有するスマートフォンにGPS機能をとりつけ、個人を特定すように設定すれば、全く同じ顔でも、区別できる。
監視カメラで顔が撮影され、それをアクセスすれば、その人の名前や住所がわかる。
結果的には犯罪捜査が簡略化し、犯罪検挙率が向上すると思う。

なお、プライバシー皆無の超監視社会になると危機感を感じる人がでるだろう。

ぽめ (日付:

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