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旅行に「景色」を求める人が増加―旅行会社調査、「食事・グルメ」を上回る

大手旅行会社のATBが行った調査によると、旅行先を決めるときに重視する要素として、「景色・景観」を求める人が7割を越えていることがわかった。これは昨年に比べ約21%の増加で、はじめて「食事・グルメ」を上回った。

「景色・景観」を求める理由として、「そのとき、その場所でしか見えないというのが魅力」(40代男性)、「一番、思い出に残る」(50代女性)、「壮大な景色を見ると、疲れも吹っ飛ぶような気がする」(20代男性)、「美しい自然に心を洗われる感覚が好きだから」(30代女性)など、特別感や癒しを挙げるコメントが目立った。

昨年まで8年連続トップだった「食事・グルメ」は69.9%にとどまり、特に30代~50代で減少傾向。旅行に「たまに行く」と答えた人より、「よく行く」と答えた人のほうが、「景色・景観」を求める割合が約18%高く、旅行好きの人ほど「景色・景観」を求めていると言える結果となった。

調査は18歳以上の男女を対象に、2月1日から2月10日までインターネット上のアンケートによって行われた。質問は複数回答可で、10代から60代までの472人から回答があった。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

はじめまして。食欲よりも、癒し的な感覚の方が優先される時代になっているということですね。私には思いつかない視点で、読んでいて楽しいです。あと、この記事はさくっと書いてあり、余白を想像させるため、続きの子記事を書きやすそうです(^^)

オラクル (日付:

私の記憶では、2036年のアメリカでは、人々が旅行する目的のNo.1は、「自分を成長させること」だったと思う。それを基準に、旅行先も決めていた。主に、異なる文化に触れることで自分を成長させるという意味だ。そういう意味では、今回の調査の中ではどちらかというと「交流」が近いと思うが、全く同じ意味ではない。「自己の成長」は美しい景観によっても得られる。

ジョン・タイター (日付:

オラクルさま、コメントありがとうございます。先日のお話の中での、オラクルさまの「(多くの人は歳を取っていくと)美味しいものを食べたりして満足してしまうんだよね」という言葉を、帰り際に思い出して書きました。

子記事の書きやすさというのも重要ですね。どんどん、他の方のインスピレーションと交流させていただいて、未来を広げていきたいです。

日プレ (日付:

ジョン・タイターさま、コメントありがとうございます。「自分を成長させる」ための旅行というのは、面白いですね。2000年代の日本でも、若者を中心として、自分を変えるためや、視野を広げるためにインドや東南アジアに旅行する人は多くいました。働き方の多様化にともない、自由な時間が使える人が増えれば、若者以外にも「自己成長」のために旅に出て行く方が増えたりして、これから日本でも流行していくかもしれませんね。

日プレ (日付:

私、確かに「(多くの人は歳を取っていくと)美味しいものを食べたりして満足してしまうんだよね」なんて言ってましたね。そんな言葉をきちんと拾ってくださり、ありがとうございます。
昔、三島由紀夫は、「人間という生命は不思議なもので、自分のためだけに生きて、自分のためだけに死ぬというほど、人間は強くないんです。」とインタビューに答えていました。快楽を追求しても、生の倦怠からは逃れられないことを三島はよくよく分かっていたわけです。

オラクル (日付:

オラクルさま、コメントありがとうございます。オラクルさまの言葉からヒントを頂戴してしまいました。ありがとうございます。
三島由紀夫さんの「快楽を追求しても、生の倦怠からは逃れられない」という言葉、共感します。三島由紀夫さんの作品は食わず嫌いでいましたが、ぜひインタビューや作品を読んでみたいと思いました。

日プレ (日付:

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