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大型潜水客艦「だいしんかい」初クルーズのため横浜を出港

太平洋深海客船株式会社の大型潜水客船「だいしんかい」(乗客定員300人)が初の深海クルーズのために横浜港専用バースから日本海溝に向けて出港した。この大型潜水客船「だいしんかい」は独立行政法人海洋研究開発機構の大深度有人潜水調査船しんかい6500で蓄積した建造・運用技術をベースに観光用に建造されたものだ。

 今回のクルーズでは東北地方の沖合にある日本海溝(最深部8020m)を皮切りに伊豆小笠原海溝(最深部9780m)、フィリピン海溝(最深部10057m)、マリアナ海溝(最深部10924m)を4週間かけて巡る。

 「だいしんかい」のセールスポイントは船首に設けられた10m×10mの大型グラスウインドーを通して見る深海生物、海底熱水など深海の神秘や海底で長い眠りについている沈没船たちだ。
 また、グラスウインドーの脇にはマニピュレーターと呼ばれるロボットハンドが装備されており、海中や海底にある生物、石、沈没品などを記念のお土産として持ち帰ることができる。
 他にも、艦内のレストランで提供される食事は深海魚を中心にしたメニューで、グルメたちを喜ばせそうだ。

 このクルーズを企画したJUST横浜(日本海中旅行:Japan Under the Sea Travel)の深見社長は「地球上、最後のフロンティアである深海をより多くの人に楽しんでいただきたい」と語った。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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