小田急電鉄は11日、ロマンスカー全車両に、睡眠したい人のための睡眠専用車両「スリープ車」を来月から導入することを発表した。
ロマンスカーは新宿と箱根湯本を結ぶため、温泉客の利用が多い。そのため4人以上の団体客が多く、大騒ぎになることがしばしばあり、静かに睡眠したい客にとっては迷惑千万な状態となることがかなり見受けられていた。
しかし、普段なかなか会えない仲の良い友人達と温泉に行くときに大きな声で盛り上がりたくなるのは当然のことであり、これを禁止するというのも無粋である。そこで同電鉄では、寝たい人のための専用車両を設定することで、両者の利害を調整し、より快適な旅を提供することにした。
スリープ車両においては、基本的に人に聞こえる会話は禁止とされる。車内放送も音が小さく、車内販売も一切なく、照明も暗めに設定されるなど、より深い眠りに入ることができるような工夫がなされている。
このような、鉄道における「分煙」ならぬ「分眠」を実施するのは今回の小田急が全国で初めての試みである。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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