選挙カーでの選挙活動を禁止し、その一方でネット選挙運動を解禁した改正公職選挙法が２日参議院を通過し、成立した。施行は８月２日。
かねてから、選挙カーでの名前の連呼は仕事の邪魔になり、また乳幼児の睡眠の妨げとなるなど、迷惑にもほどがあるわりには、名前を連呼されても全く政策等が分かるはずもなく、利益が全くないという世論が、前回の衆院選挙後に主流となっていた。
また、各政党、候補者の政策を理解するのに、ネットでの選挙運動を解禁した方がむしろ合理的であり、ネットに馴染まない高齢者についても、各家庭に配られる選挙広報で十分であるという世論調査の結果が出たことで、改正の機運が今年の春頃から盛り上がり、与党議員から議員立法が提出されて今回の改正法案成立への流れができた。
東京・上野の商店主の男性（６５歳）は、「やっとこれでうるさい選挙カーがなくなりすっきりした。あれで名前連呼されてると、何だか馬鹿にされているような気分になる。『○○です。○○です。』って、やってる本人も恥ずかしいんじゃないか？選挙広報はちゃんと読んでるから、名前の連呼はもういらない。はっきり言って、うるさいんだよね、あれは。大昔の選挙のやり方。でも本当に良かった。若い人もネットでの選挙運動が盛り上がったらもっと投票に行くだろう。」と語った。
東京・渋谷の大学生の女性（２１歳）は、「昨年末の選挙が人生最初の選挙だったが、ネットで情報をいろいろ取ろうと思っても、政治家がツイートしないから、どの人が何を考えているのかさっぱり分からなかった。次の選挙では、いろいろとわかるから楽しみ。でもあと３年以上あるから、その間は何が起こるかわからないので不安だ。」と話している。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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禁止になって本当に良かったです～。朝早くからうるさいんです！
もう少しゆっくり寝たいんです！そう思ってる人がどれだけ多かったのか！
赤ちゃんも・お母さんもゆっくりこれで眠れます。大事なお話しを途中で遮られることもなるくなりましたね！
コメントありがとうございます。「静穏に暮らす権利」の問題ですよね（＾＾）
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