最近、若者を中心に日本語の使い方に変化が訪れている。促音、すなわち小さい「っ」を省略する人が増えてきているのだ。最初はキーボードで小さい「っ」を入力するのが面倒であることから始まったこの動き、今や口頭でも「っ」を抜く人が増えてきている。
例えば以下のように省略する。
いってきます→いてきます
やっぱり→やぱり
かえってきた→かえてきた
よっぱらい→よぱらい
ショッピング→ショピング
このような使い方をした場合、意味がわかりにくくなる場合があるが、そういう場合にのみ従来の促音の使い方をするという。例えば、従来の表現で「だって、伊達さんが好きなんだもの。」の場合、「だて、伊達さんが好きなんだもの。」と省略してしまうと、意味がわかりづらくなるので、省略はしないという。
既にいわゆる「れ抜き言葉」については国語審議会が公式にその使用を認めているが、今回の「っ抜き言葉」についてはまだその動きは出ていない。今後どれくらい幅広い年齢層に広がるかが注目される。
言語評論家のトビー丸山氏は、「言葉というのはいつの時代もより使いやすいように変遷するもの。ITの影響で始まった「っ抜き言葉」だが、これもまた必然の流れということができる」と話している。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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