気象予報士が予想した天気の当たりハズレをデータベースとして提供しているサイトが人気を呼んでいる。
このサイトを経営するのは、帝国データバンク(株)であるが、ほぼ完全に読者投稿で成り立っている。テレビのニュースなどで、気象予報士A氏が、明日の東京は晴れと予想したら、即座に視聴者から、「A氏:10月2日東京:晴れ」と投稿される。間違った投稿は上書きされるなど、テレビなどの発表がきちんと裏付けされる。微妙な予想の場合は、「A氏:22日東京:晴れ44人、曇り34人」などと、視聴者が受け取ったニュアンスが反映される。さらに、翌日の東京の天気に関して、晴れ、曇り、雨などが入力され、入力者の数で調整される。すなわち、晴れ:77人、曇り:44人、雨:0人など。こういった的中率が、データとして保存される。
データベース上で、気象予報士おのおのがランキングされる。ランキングは全体の的中率でもなされる一方、他の多くの気象予報士に反する意外な予想をきちんと的中させたなどの意外性的中率ランキング、2つの可能性を挙げながらまあ一応当てたという妥当性ランキング(外さないランキング)、大都市に限定した大都市的中率ランキングなどがある。さらには、個人のホームページなどで独自に天気予報を公表している在野の気象予報士も、データベースに入っている。
これまで、気象予報士は国家資格であるにも関わらず、その誤診率が問題となることはほとんど無かった。医師や公認会計士などと同様に、誤った判断がどれくらいあるのか、ないしはカリスマ・名医に相当する気象予報士がいるのか、いるならばそれは通常の気象予報士とどれくらいの開きがあるのか、などが一般に認知されていくことになるだろう。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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