「畳」と言う床に座る日本の生活文化に対する興味や憧れから「タタミゼ」「タタミーゼ」という現代フランス語があることはよく知られている。そんな日本文化に興味を持って来日する外国人をお目当てに10月のダイヤ改正からJR東京は成田空港と都心を結ぶ畳敷き電車「タタミゼ・エクスプレス」の運行を始めた。
このタタミゼ・エクスプレスのドアが開くと、青畳のさわやかな香りが漂ってくる。開いたドアの奥には三和土(たたき)があるので、ここで乗客は靴を脱いで、靴を下駄箱に入れ、畳敷きの車内に乗り込む。もちろん、走行中は青竹でできた手すりにつかまって立っていても良いが、たいていの乗客は正座なり、あぐらをかいて座る。小さな子どもや高齢者は横になっていることも多い。そんな光景に外国人たちは興味津々で、畳に頬ずりしたり、大の字になった姿を写真に撮ってもらったりしている。
この畳敷き電車は外国からの旅行者に大好評のようで、この電車に乗るためだけに来日する旅行者もいる。そのため、羽田モノレールや関西空港線でも、運行が予定されている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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