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まいど!大通天閣でっせ 5月にグランドオープン

 今月、大阪城公園(大阪市中央区)内に多目的タワー「大通天閣」がグランドオープンする。この「大通天閣」は1912年(明治45年)に建設された初代通天閣(高さ約75m)、1956年に建設された二代目通天閣(高さ103m)の後を継いで建設された三代目の通天閣だ。

 この大通天閣の計画は2012年から営業開始した東京スカイツリーの経済効果があまりにも大きく、これをうらやんだ当時の箸元市長が建設を呼びかけたことからスタートした。

 予算はもとより、建設地やデザインなどでも大阪人らしく、激しい駆け引きがあり着工まではスッタモンダがあったが、何とかグランドオープンにこぎつけた。

 デザインは1970年、まだ大阪が輝いていた頃に開催された大阪万博のシンボル、太陽の塔をモチーフとし、さらに塔の外装に企業ロゴを描き、大阪らしさ、通天閣らしさを演出している。

 名称についても、喧々諤々の議論があったが、「やっぱ、大阪ちゅうたら、通天閣や!」ということで、「大通天閣」となった。
また、「高さは東京スカイツリー(634m)の倍くらいいかんと、大阪の名がすたるでぇ」と言われていたが、「なにわ」にちなんで728mとなった。

 多目的タワーである大通天閣内の施設は多彩だ。通信、放送用の電波塔であることは当然だが、展望台、新喜劇の劇場や串カツ、たこ焼き、お好み焼き、立飲みなどの専門店が軒を並べるグルメのフロアもある。また、昭和の香りを残した銭湯、碁会所、将棋道場、貸事務所、アパートなどのフロアもある。もちろん、メインエントランスにはビリケン像が鎮座していることは言うまでもない。

 大阪人たちは、この大通天閣が「なんぼ、もうけるか」に注目と期待をよせている。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

すごいですね・・・この発想はどこから出てくるのか不思議です。私は生まれは大阪なので親しみをもって読むことができました。

オラクル (日付:

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