ここのところ、全世界で急激にユーザー数を伸ばしているSNSサイトがある。
”Take It Easy”(略称TIE)という名前のとおり、とにかく気を遣わないで済むような工夫があちらこちらに散りばめられている。
まずは、ルールとして「人に気を遣わせない」ことが最大のものとして決められており、それを実現するために敬語や丁寧な言い回しが禁止されている。仮に"Would you mind ~ing?"などの丁寧表現を書き込もうとしても、これらの丁寧表現は全て書き込みができないようにプログラムによって制限されており、フランクな表現に書き換えなければならない。また、少しでも仲が悪くなったらさっさと友達から削除することを進めている。規約には、「仲が悪くなったら、すぐさまTIEでの友人関係を切ること。また仲が良くなったら復活すればいいじゃない。本当の友達ならまた戻ってくるよ。」などと書いてある。
また、実名でなければダメなどのルールは一切なく、匿名でも自由に参加ができるし、ナンセンスなハンドルネームも全てOKである。卒業した学校などを書き入れる欄はあるが、真実である必要は全くないそうだ。
まさに「テキトー」を地で行くSNSだが、このゆるさが心地よいとファンが急増し、現在で既に2000万ユーザーに到達している模様だ。
TIEでは、facebookは全くライバルでもなんでもなくて無関係だとしている。TIEのロバート・スコットCEOは、「facebookは、真面目なSNSでしょ?だからうちは関係ない。うちは全てテキトー。みなさんはゆるーく参加してくれたらいいんだよ。個人情報漏れるから、実名は進めないよ。だってやばいじゃん。広告のっけてるからよろしくね。見てくれないとつぶれちゃうから。」などと語っている。
SNS疲れ言われる現象が世界的に広がり、またSNSからの個人情報のおおっぴらな流出が深刻な問題として受け入れられる中で、今回のテキトーSNSが新たな潮流として注目されている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
訂正9行目:「進めている」→「勧めている」
訂正最後から3行目:「SNS疲れ言われる」→「『SNS疲れ』と言われる」
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