私立未来高等学校は6日、文部科学省に対し、英語の授業を名物教師のビデオ放映で代替することを認めるよう公開で陳情した。
同校は、この名物教師の授業は極めて短時間で効率が上がるようになっているが、属人的な能力であり、他の教師が真似できないため、この名物教師のいる学年といない学年の学力及び進学率の格差にかねてから解決策を模索していた。
この名物教師のビデオの場合、短時間で効率が上がるため、残りの時間を他の教師による質疑応答にあてることになる。
またこのビデオは、インターネット上でパソコンから見ることができるようになっており、復習が完璧にできるように配慮した。
ビデオの採用によって、全生徒が最高品質の授業を受けることができ、かつ、質疑応答の時間を設けることによって、ビデオの無味乾燥さを十分補うことができると同校では判断したという。
文部科学省では、「教師と生徒の、授業を通じたふれあいの中での、眼には見えない学習効果もある」としているが、現状の学級崩壊が大幅に進んでいる状況ではこの言質も説得力があまりない。
同高校では、景気の悪化による親の授業料不払いが増えていることと、文部科学省からの私学補助が減っていることから、コストカットを行う必要性も「背に腹は替えられない」レベルで高まっているとしている。
文部科学省がどのような結論を出すかが注目される。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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