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オリジナル自筆フォントが大人気

最近では珍しくなってしまった自筆で書かれた手紙や文書。そこに書かれた文字のうまいへた巧拙は別にして、書き手の伝えたいという思いが伝わってくる。そんな力を持つ手書きの文字をパソコンやメールで書くことができる、自筆フォント「DS筆跡体」が人気を呼んでいる。

 このフォントを開発、販売をしているの大日本活字㈱は、かつて印刷用活字界では世界でもトップの企業だったが、活字の衰退により大きく舵をきったことで注目されている。

 この「DK筆跡体」は一人ひとりが持つ書き手のクセを持ったフォントを生成することができ、同じフォントは一つとしてないという点で、従来の手書き風フォントとは全く異なる。

 このフォントを使用するためには、最初に数十文字を手書きで書いデジカメ(携帯電話、スマホでも可)で撮影し、DS筆跡センターのサーバーに送信する。センターでは送られてきた手書き文字から書き手のクセを解析し、その人だけのオリジナル手書きフォントを生成し、書き手のパソコン、スマホ等にオリジナルフォントをインストールしてくれる。

 なお、手書きらしさを出すために、同じ文字でも、文中で微妙に大きさや傾きを変えたり、筆記具のかすれ、にじみなどを加えたりして自筆と同じように見せている。もちろん「なりすまし」を防止するために、入力するときは手書きのサインを入力することが必要だ。
 
 標準では、ボールペンで書いた文字だけしか表示や印刷、メール送信ができないが、「DS筆跡体プレミアムパック」を購入すれば、鉛筆、ダーマートグラフ、クレヨン、万年筆、毛筆、葦ペン、木の枝、指など様々な筆記用具で書いた文字を表示、印刷、メール送信ができる。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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