(社説)
何でもかんでも、「科学的」という言葉でごまかす人が増えたので、これをNGワードとするのはいかがだろう?自分が認めたくないものについては、「科学的根拠がない」や「非科学的」と言い、認めたいものについては「科学的にもエビデンスがはっきりしている」などの適当な方便を使うやり方が濫用されているからである。
この濫用については、人工知能AIの急速な発展が浮き彫りにしてきた面もある。現在の高いレベルのAIに対して、「科学的」という言葉を使うと必ず、「それは科学のどの分野の考え方のことについて述べているのですか?」と返してくるからだ。
今後は、「物理学の~の法則」に反しているとか、「化学的に説明がつかない」とかのもっと具体的な表現を使うことで、思考停止に陥らず、これまでよりも意味のある対話ができるようになると考える。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
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