「想像力」の模擬授業が盛んに

 さるゴールデンウィークを利用して、文部科学省が主催する、学校教員のためのワークショップが全国で開かれた。今回の目玉は、新学習指導要領に加えられた「想像力」に関する模擬授業だ。

 参加した教員らからは、せっかくの休みが勉強会に費やされたことに関する不満の声も聞かれた。ただ、自主参加でもあり、不参加の教員らには夏休みなどに改めて参加機会があるという。

 さて、実際の模擬授業では、「世の中から○○が無くなったらどうなるか想像してみよう」といったお題に対して、候補となる「○○」を各教員らが用意してワークショップに臨み、各々の候補に関して生徒の立場になって意見を交換するなど、盛り上がったようだ。模擬「授業」というよりも模擬「ディベート」といった体裁だ。

 ほかにも、「もし」で始まる問いかけが多くなされた。「もし、高校生の立場で大借金を背負ったら」「もし、日本から終生、脱出しないといけないなら」「もし、自分の親友が殺人を犯したことを告白したら」。単なる想像から始まって、リアリティのある人生哲学まで、教員のほうが、「学校で習っていないけど、勉強になるネタがたくさん拾えた」と喜んでいるようだ。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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