いよいよ昨日から、新型コロナウイルス感染に伴う緊急事態宣言が解除され、全国各地の外食産業その他の営業が全面的に再開された。だが、ナイトクラブなど接待を伴う夜間営業の飲食店は、営業再開には慎重な店舗が多い。確かにナイトクラブなどは、いわゆる「三密」の典型であり、この春先には感染が疑われる事例が多発したことも多かった。それでも今回、都内の一部では、「三密」をうまく避けた形で営業再開をしているキャバクラが認められる。
いわゆるキャバクラやホストクラブなどでは、ソファ席で隣に接待する異性が座り、会話を楽しむことが常態だ。だから、「三密」のひとつである「密接」は避けられないはずだ。だが、新宿歌舞伎町のキャバクラ「グレイスフル」では、今回の営業再開に伴い、隣席との間に間仕切りを設けて、飛沫感染を防ぐ仕組みを作った。「間仕切り」とは言っても、公共施設の窓口やコンビニのレジ前などでみられる透明なビニールのカーテンであるため、隣席の客の顔が見られ、会話も楽しめる。
担当者は述べる。「当初は、キャバ嬢がマスクをつけての営業再開の予定でした。でも、口元が見られないとどうしても気持ちが乗らずに会話が楽しめないだろうという懸念が生じました。じゃあ、透明なマスクにしようとも考えましたが、マスクをつけたままだと飲み物を飲むたびにはずす等、面倒が生じます。それでいろいろ考えた末、こうなりました。透明なビニールシートで仕切られても、相手の表情は全部見えて会話や飲食も楽しめるし、握手程度のボディタッチもできます。ただし、入店の際には必ず手はアルコール消毒してもらいますが。」
さて、今回の新型コロナ対応の新たなキャバクラ、人気を博することができるだろうか、業界から注目されている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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