ノートパソコンの軽量化は驚くほどのペースで進み、
ビジネスマンのカバンの中身は軽量化の一途をたどる、、ハズだった。
しかし、カバンというものは一向に軽くならない。
エコ指向の広まりによるマイボトル。
1000年前から重さの変わらない、書籍。
何かが小さく軽くなれば、また別の何かを入れてしまう。
人間というものは常に重しを抱えて生きたがるものなのだ。
そして結果として待ち受けているのは、肩こり、疲労。
ここ20年、人類にとっての様々な問題が解決されてきたが、
健康の問題だけは、いまだ最大の関心ごとだ。
そんな中、カバンの老舗LVがテクノロジー会社
「エアマイクロシステムズ」と共同して
まったく新しいカバンを開発した。
持たないカバン「FLY(フライ)」である。
このカバンは、専用の発信機(100グラム)を持った
持ち主のあとを、フワフワとついてくる。
浮く力には、2032年に日本の研究チームが発見した
新しく強力な磁力線「アース線」の力を利用。
最大4キロまでの重量であれば、地面からの高度、
発信機からの距離、角度を自由に設定し、
カバンを携帯することができる。
「私たちの実験では、浮いているFLYから
本を取り出したり、ボトルを取り出したりするなど、
自由にカバンを扱うことができた。
防犯対策が整えば、すぐにでも実用化できる」
開発チームは胸を張った。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
コメントの書き込みにはログインが必要です。