日本重工は先月30日、現在計画中の新型旅客機NJ-28(定員150名)に、緊急時に乗客全員が脱出できる装置を装着することを発表した。
これまで、緊急脱出装置は軍事用の戦闘機などには装着されていたが、旅客機には装着されていなかった。
旅客機の場合は、これまでは軍用機と違い撃墜されることがほぼなく、緊急脱出の場面が想定外だったため検討すらされてこなかった。しかし、現在の世界情勢の中では、撃墜の危険性が高まっており、既に2020年、2022年にアフリカと中東で1機ずつテロリストの手によって撃墜されていることから、旅客機にも緊急脱出装置のニーズが高まってきていた。
気圧や、脱出の際の動力、コストなど検討すべき課題はハードルが高いはずであるが、同社では既に技術的な目処はついていると主張している。
10年後の2035年までに1号機を生産し、世界に輸出する計画だ。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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