ドラマ「半沢直樹」が終わってから3ヶ月経ちました。私はこのドラマを見て、「倍返し」や「10倍返し」の言葉を聞くたびに心をスッキリさせることができて元気が出ました。それくらい、何か心の中に澱のようなものが溜まっていたのかもしれません。
が、実際に私がこのドラマを見て、実際にしたいと思ったことは「人からされた良いことを、相手に倍返しする」こと。これを皆がやればどんどん良いことが増殖するだろうという計画でした。
それを数ヵ月続けてみてどうなったかについて書きます。累計で10人にこれをやった結果は以下のとおりです。
1人:さらに倍返ししてきた。
2人:同じくらい返してきた。
4人:今のところ特に何もなし。
3人:更に要求してきた。
この結果からは、私の従来の予想が甘かったことがよくわかります。倍返ししてきたのがたったの1人だったわけですから。映画「ペイフォワード 可能の王国」(http://www.awaji-net.com/pay-forward/ )の中では、主人公の少年が自分が受けた思いやりや善意を、その相手に返すのではなく、別の3人の相手に渡すという運動をするという話でしたから、良いことを相手に返すことはそれよりはだいぶ敷居が低いだろうと思ったのですが、全くの幻想でした。
今回のことでよくわかったのが、自分が良いことをされたときに倍返しをされたりするとむしろ相手のことを、自分に媚びる必要がある弱い存在であると勘違いしてしまう人が結構たくさんいるということ。要は「舐められて」しまうということです。だから10人中3人も、更に要求してきたのではないでしょうか?
とても勉強になりました。現実の世界はそういうものです。善意の「倍返し」は相手を見てからやらないと、むしろ危険だということなのでしょう。
常にそうなのですが、「あるべき姿」と「現実」とは違うものです。ただ、私としてはこの現実を認めながらも、慎重に相手を見極めながら「善意倍返し計画」を粛々と、しぶとく進めて行きたいと思っています。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
半沢直樹、大ブームになりましたね。 私も途中から見ましたが、ハマりました。 やられたら、倍返し!これは、有名になりましたね。 人の好意に感謝し、その気持ちを表すことは大切です。でも、人によりますね。私はある人がたまたまその日の気分でやったことを後々まで感謝し続けていて、裏切られたことがあります。 良いことをされたら、半返しくらいがちょうどいいのではないでしょうか?
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