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押し間違えの少ないキーボードが開発される

 夏のボーナスの時期が近づき、メーカー各社は新製品の発表にしのぎを削るようになってきた。ここにきて、アルティメット・トーイ社は、新たな使いやすいキーボードを新商品として発表した。この新商品、「究極のものしか扱わない」がスローガンの同社にしては、意外といっては申し訳ないが、極めてシンプルな機能改善にとどまっている。

 キーボードの中で、よく押し間違える「insert」ボタン、またスペースの左右についている「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな/ローマ字」ボタンなどが、全て右側のテンキーのさらに右側に移動されている。その他にも、ちょこちょこと、通常の操作では滅多に使わないボタンを遠いところに移動し、よく使う「F5」、「F7」ボタンなどを大きいボタンに改良している。加えて、「Shift」を押しながら「英数」ボタンを押すと英語の大文字小文字が変化する機能を無くし、同機能も別ボタンで右側に作った。

 なるほど、シンプルな機能改善だが、キーボードのあるべき姿が追求されている。これまでは、開発者のコンピューターオタクが良かれと思ってつけた邪魔なボタンを押し間違えて、文書を作成している途中にいつのまにか「insert」状態になってしまったり、ローマ字入力のはずがカナ入力状態になってしまっていたが、それが無くなることになる。このようなユーザーフレンドリーなキーボードが今まで登場しなかったことが不思議なくらいだ。キーボードは一般に、高々1000円と安価であり、買い替えによる売れ行き増が期待される。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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