3月にアメリカのオバマ大統領が地球がミニ氷河期に入ったと発表した。同時に全地球会議の開催が呼びかけられ7月14日にとりあえずあまり寒くない夏のワシントンに世界の首脳、気象学者が集結した。
この会議冒頭、厳重な警備をかいくぐって神田川気象研究所嘱託職員の太田滋郎氏が乱入し「あと数十年のうちに大気を使って気温制御する技術を完成させてみせる。そうすればミニ氷河期は解決する。暑いアフリカの大気をアメリカに流せばよい。ただ資金と実験する場所がない。世界が協力してくれないか」と英語、スペイン語、モンゴル語、スワヒリ語で絶叫。警備員に引きずり出されたが、この「珍説」に議論は三日間に渡って紛糾し、共同声明をまとめることがついにできなかった。
太田氏は気象応用学の研究者で、昨年の世界気象学会でも「大気を使った気温制御技術」について発表し、議論を巻き起こしている。珍説と馬鹿にする学者がいる一方で「悪くない考え」と乗り気発言をする首脳も数名いた模様。
神田川気象研究所所長の神田川氏は「気持ちは分からないでもないが昨年の学会でも騒ぎを起こして職員から契約制の嘱託に変更せざるをえなかった。今回は国際問題に発展しかねない状況だったので、彼には責任をとってもらわねばならないかもしれない。優秀な人なので手放したくないんですが、どこか大学で研究が続けられるよう配慮したい」と心配そうに語った。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
この後に
http://www.miraishimbun.jp/article/2ef7417c-3790-424e-b897-8f013cffbc45
の記事をつなげてマップを広げたいんですけどそういうことは不可能でしょうか。
二つのマップがつなげられるなと思って書いてみました。
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