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オスプレイ人気が広がる

 今、米軍の垂直離着陸機オスプレイが人気だ。配備当初の日本各地での反対運動がまるで嘘だったかのように、全国でじわじわとその人気が広がりつつある。「オスプレイを見た!」が今や子供たちの間で流行っている。まるで奈良県のゆるキャラ、「せんとくん」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%8F%E3%82%93 )があまりの新しさに猛烈な批判に晒された後に、一転して人気者になったときのようである。

 この機体が日本に配備されてから1年が経ったが全く事故は起きていない。多くの、恐怖心をあおるばかりで客観性のなかったマスコミの、開発段階や昨年前半の2回の墜落事故のみを根拠とする”敵意”を乗り越えたのである。

 オスプレイが配備されてから、中国の尖閣での行動が沈静化したのは間違いない。オスプレイは、日本と米国の強い結びつきを、この新しい、異形とも言える形をもってアピールすることができたということができる。現安倍政権は、前民主政権時代のオスプレイ配備の恩恵に預かったというほかない。

 オスプレイは結局、見たこともない異形によって反対運動を巻き起こしてしまったが、一方でその異形によって日本を守ったとも言える。人々はそのことの意味がようやく分かったきたようだ。新しいものというのはしばしばこういう対応にさらされるものだ。

 オスプレイ人気が広がる中、同機をゆるキャラにしようという動きも出てきている。その名も「オスプレイマン」。実機が垂直に離陸するときのように、2つのプロペラ部分が耳になった、鼻の高いこのゆるキャラについては、アルティメットショップが今月中に、オスプレイ配備1周年記念として、人形などの商品の販売開始を予定している。
(photo by:frielp)

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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