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雨漏り修理高額のため、都庁舎建て替えへ

 東京都の石原都知事は12日、雨漏りがひどく、その補修に最低でも数百億円かかると試算が出ている現都庁舎(写真)について、今年9月をもって使用を停止し、解体を開始することを決めたと発表した。

 都庁舎は1991年に当時の鈴木俊一都知事が音頭を取って1569億円もの巨額の建築費をかけて建築されたが、15年後の2006年ころにはもう雨漏りが始まり、その改修費がなんと1000億円がかかるという記事を書かれていた。

 その後、更に長周期振動に弱いなどの指摘を受け、1000億近いお金をかけて改修するなら、最新の技術を採用し、かつコストの安い低層ビルを建築しなおした方が良いとの意見が出てきていた。

 そんな中での都知事の判断には、「また都庁舎か!?」と疑念の声が集まる可能性が高い。しかし、仮に改修したとしてもその後再び15年ほどで雨漏りが始まるのであれば、よりメインテナンスコストの安い新ビルに建て替えた方が結局長い目で見れば得ということになる。

 都知事はこのような合理的判断をしたもおと見られているが、都議会がこれを承認するかどうか、現時点では不明である。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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訂正:最後の行「もおを見られているが」→「ものと見られているが」

未来大陸 (日付:

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