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大手民放を3局に統廃合へ

 通信・放送関連の法体系の見直しを審議している総務省の検討委員会は10日、テレビ局を統廃合する答申案をまとめた。具体的には現在、5局ある大手民間放送を3局に絞ることになる。総務省は電波法に基づき、5年ごとに民間テレビ局の放送免許を更新しているが、3局以内でないと今後は更新しない方針となった。

 背景には、近年のテレビの視聴率低下がある。視聴率低下は広告収入の減少にもつながり、良質な番組を提供する予算が無くなってきている。予算低下のため、テレビショッピング番組が増えたり、韓流ドラマを流したりするようになり、ますます視聴率の低下がもたらされる悪循環が指摘されている。

 近年はBS番組、DVD、インターネット、携帯ゲームなどが広がり、高度成長期の日本の家庭でよく見られた、家族でお茶の間でテレビを囲む姿は消えつつある。テレビ局を絞ることで番組の質の向上が期待され、再びテレビに流れが取り戻されることが期待できるという。

 今回の答申を受けて、どの局とどの局が組むのか、またリストラがあるのか、企業年金はどうなるのか、地方局との連携はどうなるのかなど、業界では噂が駆け巡っている模様だ。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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