2100年に銀座古墳(旧東京都中央区)で発掘された直径10㎜程度の円筒状の品物について2104年3月に東京大学嗜好品学部は「たばこの吸い殻」らしいと発表した。しかし、端部にある茶色の紙部に付着している赤いシミについては1年が経過した現在も原因物質が特定されておらず、考古学上の謎となっている。
銀座古墳の「たばこの吸い殻」と推定された出土品の赤いシミについて、東京大学嗜好品学部は以下のような推定を行っているが、確証を得るに至っていない。
・喫煙時にたばこの端部を赤く塗って、健康増進を祈る風習があった
・真っ赤なケチャップが絡んだナポリタンスパゲティと呼ばれた料理を食べながら喫煙する風習があった
・赤く塗ることで、喫煙者がだれかを示す一種のマーキング行為をおこなっていた
・喫煙は宗教儀式とされ、その一環として赤く着色し、祭壇にお供えする風習があった
原因物質の特定を困難にしているのは、21世紀の中盤に行われた「国際嗜好品廃絶法」が制定され、施行に伴う焚書により記録が残されていないためだ。
この国際嗜好品廃絶法」の対象となったのは、たばこ、酒、コーヒー、紅茶、スイーツ、サプリメントなどで、世の中から放逐されたとされた。実物はもとより記録が存在すると、それらによって好奇心から手を出す恐れがあるとされ、徹底的に廃棄された。
そのため、それらの品物がどのようなものであったかは、今となっては不明となっていることが銀座古墳の出土品の解明のネックとなっている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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