東日本大震災の最初の地震があった11日、東京ではその日いっぱいの運休を早々と決めたJRを初めとして、私鉄各社も夜遅くまで運転を取りやめていたため、帰宅難民が続出した。
そんなときに役に立ったのが自転車。都心で自転車が飛ぶように売れ、自転車で帰宅した人が沢山いたことはニュース等で放映されていたのでご存知の方も多いだろう。
その後も計画停電などで運休や運行本数が減らされるなど、電車が思ったよりも自然災害に弱く、いざとなると頼りにならないことがはっきりしたため、東京では普段から自転車での通勤・通学に切り替え、あらかじめ災害に備える人が増えており、自転車がブームとなってきている。
世田谷区から港区の職場まで通う35歳男性は、「あのときは職場にいて、完全に帰れなくなり、3時間歩いて帰宅した。あれがトラウマになって、電車に対する信頼感がなくなった。普段満員電車に揺られるのもよく考えたらストレスになっていたので、雨の日以外は自転車通勤に切り替えることにした。だいたい50分くらいで到着するし、健康にもいいのでずっと続けていきたい。」と述べた。また、中野区から千代田区まで通勤で通う29歳OLは、「あのときは一晩、会社で凍えながら過ごしたのでとても辛かった。自転車はダイエットにも良いし、会社の人と一緒に自転車で帰ったりするのは楽しい。」とコメントした。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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