政府は2月に能登半島で発見された判読不明な記号や文字が書かれていた国籍不明の乗り物らしき物体と男性2人、女性1人は2098年の未来から漂着したタイムマシンとその乗組員であることが判明したと発表した。
当初は乗り物に書かれた文字がハングルに似ていたため、朝鮮半島から亡命もしくは諜報活動のために来たのではないかと考えられていた。
しかし、防衛省防衛戦略総合研究所が調査した結果、ハングルではなく単なる記号だった。また漂着の原因は電池切れだったようだ。調査によれば、このタイムマシンの電池はコストダウンのためにメーカーを変更したが、異常発熱のために所定の性能を出せず、航行不能になったらしい。
政府としては、事を荒立てて「歴史のねじれ」が発生することを避けるため、超法規的処置として充電に協力し2098年に帰還させることを決定した。
なお、乗組員は充電完了まで能登の温泉旅館に宿泊させ、未来の事情をヒアリングし、将来に向けた政策策定の基礎情報を収集する。
警備当局によれば、乗組員たちの健康状態は良好で、先日は初めて食べるカニ料理にチャレンジした。乗組員たちによれば、カニは乱獲で2040年ごろまでに絶滅したために、2000年後半には3D映像では見たことがあっても、食べたことはなかったとのことだ。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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