「究極のものしか取り扱わない」がキャッチフレーズのアルティメットショップは９日、人間のありとあらゆるワガママを聞いてくれるロボット、「クンタ」を発売した。
クンタは、アルティメットショップの長年に亘る調査によって判明した、およそ人間が思いつくワガママなことの９５％を満たしてくれる機能がついている最新ヒト型ロボットである。
アルティメットショップの大山至社長は、「人間のワガママ、というテーマをずっと調べていた。それが全て実現できるなら、ワガママな人も満足して、きっといい人に変われるはずだと考えた。」と話している。
「一方的な愚痴をうんうん言ってずっと聞いてくれる」、「しょうもない自慢話にいちいち『すごいすごい！』などと賛美を与えてくれる」などのような非常に基本的なものから、「夜中でも買い物を頼むと、どこまでも行って、お目当てのものを買ってきてくれる」とか、「めんどくさい仕事を押し付けても笑顔で片付けてくれる」、「めちゃくちゃ汚れている部屋を綺麗に掃除してくれる」というように強制労働的なものや、「自分の代わりに好きな人をなんとか口説いてきてくれる」、「仕事の失敗について代わりに謝ってくれて、顧客をいい気分にまでもっていってくれる」というような実に図々しいものなど、実にバラエティ豊かなワガママ充足機能が、５０万通りも用意されているという。
「クンタ」は定価１５００万円（消費税別）。全国のアルティメットショップで取り扱う。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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