ダライ・ラマ14世は2日、自ら1989年に認定したパンチェン・ラマ11世の死去の報に対して、以下の追悼声明を発表した。
「パンチェン・ラマ11世の死去は大変残念なことであり、チベットの損失である。しかし、私は彼の後継者の探索は望まない。転生したとしても、その人物はパンチェン・ラマ12世とはならない。」
ダライ・ラマ14世は、今回の声明で正式にパンチェン・ラマ11世の後継者問題で中国と争わないことを認めたことになる。
中国政府は、もともとダライ・ラマ14世が認定したパンチェン・ラマ11世は認めておらず、別にギェンツェン・ノルブをパンチェン・ラマ11世として認可しているため、ダライ・ラマ14世の今回の発表については静観する模様だ。
チベット問題に詳しい、評論家の千島洋三氏は、「これについては、いろいろと裏事情がありそうだ。私も余計なことは言わないことにする。」と述べている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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