全日本柔道連盟（全柔連）は１７日、記者会見を開き、今後は柔道女子代表チームの監督は女性が担当すると発表した。新監督はまだ未定だが、筑波大学大学院准教授の山口香氏が有力とされている。
この発表の背後には、今年１月に起きた前監督によるとされる暴力問題があり、女性監督を採用することによって世論の逆風を避ける狙いがあると見られている。
スポーツ評論家の三宮清三氏は、「女子（柔道）の監督を女性がやるのはある意味当たり前のことであってどうして今までそうでなかったのか不思議だ。これまで男性のみが担当してきたこと自体、不自然。セクハラの温床にもなる。今回の暴力問題も男性監督を採用してきたことの１つの結果だろう。」と話している。
一方、暴力・パワハラ問題に関する第三者委員会のある委員は「暴力が男性監督を使っていたことによって起こったということではない。女性でも暴力を振るう人はいる。今回の措置はあくまで男女平等の見地からのことだと思う。」と語った。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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