従来、お見合いや、合コンに始まり、市町村による婚活パーティ、街コンなど、様々な婚活のための企画が出されてきたが、ついにこれが真打ちではないか?との呼び声が高い手法が目下流行している。その名も、「職場訪問婚活」である。
この企画を最初に思いついたのが、東京都世田谷区松陰神社近くに住む、自称「必殺企画人」こと、ジョージ大泉氏。同氏は、「『人は自分の仕事をしているときにもっとも輝いている』って昔から言いますよね。男女問わず、この原則はあてはまる。実際のところ、職場結婚というのはいつの時代もメジャーですよね。これはこの法則が働いているに違いありません。だから、婚活にも職場訪問を取り入れようと思いついたんです。それで世田谷区の松陰神社周辺の松陰バレーと呼ばれる地域に住んでいる、婚活をしている男女各50名に声をかけて、それぞれの職場に異性を招待するプロジェクトを一昨年11月に開始したところ、半年以内になんと8組が婚約したという大きな成果が出ました。もちろん、勤務先の会社などの同意が必要な場合もありますが、ほとんどの場合、自社の社員の婚活のためならと、非常に協力的でした。」
このジョージ大泉氏のプロジェクト成功の噂が広がり、職場訪問婚活が広がって行ったというのが現在の流行の真相である。
この職場訪問婚活、社員食堂を訪問するパターンが多いが、今は社員食堂はだいぶ減っており、そのような場合には会議室などに訪問することになる。婚活中の社員の上司や同僚なども出席して楽しく一緒に弁当を食べることになるらしい。
職場訪問婚活で今の結婚相手と出会ったA子さん(36歳)は、「最初はこのやり方をあんまり信じてなかったんですけど、実際に職場訪問したらよくわかりました。5人の方の職場、つまり5社を訪問しましたけど、それぞれの方の魅力がよく伝わりました。私が選んだのは、上司と同僚の方が合わせて4人も出てきてくださった会社の男性です。会社の方々のお話で、現在の夫となったその男性が会社で愛されている様子がよく分かり、この人とならきっと幸せな家庭を築いてくれるというイメージが、リアルに頭の中に浮かんだんです。もちろん、私の職場にも招待して、私の素の姿を見ていただき、気に入っていただけました。それで、今幸せかって?もちろんですよ。職場婚活、私はオススメです。」と話している。
リストラの嵐が吹き荒れ、1人1人の業務負担が増える傾向にある中で、ピリピリとした職場に勤める人の場合は逆効果になりかねないので、公務員、準公務員や、安定した業界の人のようにゆったりした職場の人にのみあてはまるやり方かもしれないが、今後1つの婚活のあり方として定着していくのではないだろうか?
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
ナイス記事ですね~
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