与党は４日、急増している硫化水素による自殺者のうちの多くが、塩素系漂白剤、洗剤、および酸性洗剤に表示が義務付けられている「混ぜるな危険」表示を目印にして有毒ガスを発生させていることが判明した問題について、家庭用用品表示法が義務付ける「混ぜるな危険」表示を改める方針であることを発表した。
もともと、塩素系の洗剤等と、酸性系の洗剤等を混ぜ合わせることによって発生する有毒ガスによる事故を防止するために義務付けられた同表示だったが、それが逆に自殺を誘発する効果があるという研究結果が昨年複数の研究機関から出たため、今回の方針が発表されたものと思われる。
同党では今回の「混ぜるな危険」表示危険問題を重大な問題として捉え、近く政府内に、専門委員による「「混ぜるな危険」安全化委員会」を設置し、このような問題が発生しにくい表示について検討する方針である。
研究結果が出る以前からその危険性を指摘されてきた「「混ぜるな危険」が危険である問題」についに光明が差してきた。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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