私は東京は世田谷区でインドカレー店を営んでいるインド人です。
この前、小学校4年生の女の子から、カレーの種類によってカレーによる健康・幸福増進効果は違うのかという質問ありましたが、はっきり申し上げます。インドカレーが一番です。
まず、日本のほとんどのカレーは「アミノ酸」という名前で化学調味料、すなわちグルタミン酸ソーダという人工のうまみ調味料や、他にもいろいろな合成添加物が入っているからです。要するに、私に言わせれば日本のカレーはとても不自然な、身体に悪いものなのです。しかも歴史がとても浅い。たった100年少し前に始まったものです。
これに対してインドカレーは、何千年もの歴史と伝統があります。沢山の種類のスパイスを混ぜ合わせて作られ、本来一言で「カレー」とひとくくりにすべきものではない高いレベルのものです。
また、インドにはアユルベーダという5000年続く伝統医学があり(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A6%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%80 )、インドのカレーはこのアユルベーダの考え方も取り入れているのです。
また、インドカレーは辛いと書かれていましたが、これは全くの誤解です。カレーの辛さは、カイエンペッパーに代表される辛味のスパイスによっていくらでも調整可能であり、うちの店でも4段階でカレーの辛さをお客様の好みで調節できます。
タイカレーはあくまでインドに始まるカレーが広まった先のものであり、正統なのはインドカレーです。歴史はあってもせいぜい800年程度でしょう。インドカレーには全く及びません。
というわけで、食べて健康でかつ幸せになれるのは、インドカレーをおいてありません。お母さんはきっと健康で幸せな人なのでしょう。今度一緒にインドカレー店に行って、「辛くないようにしてください。」と言って食べてみてください。
本物の味をそれくらいの年齢から知っておけば、将来ニセモノにだまされないようになれると思います。
ただ、日本にあるインドカレー料理店の中には、コストばかり考えて作られたニセモノもあるにはあります。こういう店の見分け方は簡単です。
まず、①店主の人相が悪い。そして、②食べた後に嫌な感じ、または空しい感じがする。
この2点をチェックすれば、必ずニセモノは区別できるでしょう。これはカレーに限らず、他の店を見分けるときにも使えるノウハウです。
長々と書きましたが、これが私の答えです。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
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