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中国で男性が余り暴動

中華人民共和国ではここ1週間ほど、北京や上海などの市中でデモや暴動が続いている。「花嫁をよこせ」というようなプラカードを掲げて大勢の男性が行進するような風景だ。

長く続く「一人っ子政策」により、男の一人っ子を産み育ててきた家庭が多かったことが背景にある。男の子を欲しがるのは、農業などでの肉体労働の人手を求めたり、儒教などの影響による。妊娠時に性別検査を行い、胎児が女子の場合は中絶手術を行うケースが多発してきた。

実は昨年もこの時期、同様のデモがあった。が、当局の監視により報道されなかった。今年はその報道を狙って外国人記者が中国に潜入して、暴動の様子が動画投稿サイトに流れるようになった。なぜこの時期なのかというと、中国では春節と呼ばれる旧正月で実家に帰った若者が、両親から結婚を求められ、かなわないストレスにより、都会に戻って同じ志を有する者同士で共同するためだそうだ。

中国ではただでさえ、20歳前後の若者は、男性が女性の1.5倍もいるというのに、女性は国際結婚をして国外に出ていく率が高く、ますます国内に居住する男女の数の差が広がりつつある。プラカードには「政府は国際結婚を阻止せよ!」というのも見られる。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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