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一日を25時間に:政府発表

 政府は1日、来年1月1日より、一日の長さを25時間とする「ロングタイム」制度を導入することを発表した。

 これまでも一日が24時間では足りないという声があったが、近時、日本の経済的苦境が取りざたされる中で、企業や学校などでより効率的なビジネスや学習を進めるため、1日の時間を1時間増やす考え方が、大きく注目されてきていた。

 どのように24時間を25時間にするかについては、1時間の長さをこれまでの60分から57.6分と96%の長さにする手段をとることになる。この2.4分の違いは日常生活を送る上ではほとんど分からないという。

 問題となるのは、日本以外の国との時刻の違いだが、これについては他の国の時間は「ショートタイム」として、今回の「ロングタイム」と使い分けることになる。各時計メーカーで、ショートとロングの両方が表示できる時計を発売準備中だということである。

 東京都新宿区高田馬場に、一日の時間が少しでも長かったらという大学受験生の気持ちを名前にした、「13時ホール」という予備校の建物があるが、今回の「ロングタイム」はこれと同じコンセプトであると言えよう。

 古代エジプトの時代から何千年も使われてきた、一日24時間というコンセプトが、日本の危機に応じてついに変更されることになった。

 東京・新橋で取材したサラリーマン男性(40)は、「1時間余ったら、その分新橋で飲むかな。」と話している。同じく東京は世田谷の主婦(32歳)は、「この1時間は、私が完全に自由になれる時間に使わせてもらいます。これで少しは楽になる。」と話し、御茶ノ水の高校3年の男子(17歳)は、「1時間増えるのはいいけど、他のライバルも同じく1時間増えるわけだから実際にはあまり意味がないね。」と述べている。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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