国立長寿健康研究所(東京都三鷹市)は3日、1000組の親子に対して行った調査に基づき、子供の人生が親の生き方や態度と強い相関関係があることが判明したと発表した。
この調査によると、例外的事例は存在しているものの、子供が幸せな場合、非常に高い割合でその親も幸せで、子供が不幸な場合、これについてもまた高い割合でその親も不幸であるなど、子供の人生の多くのファクターと、親の同様のファクターについての強い相関関係があることが分かったという。
そして、その余りの相関関係の強さから、親の生き方や態度が子供の人生に対して、そのかなりの部分を決定してしまう、因果関係を持つ可能性が極めて高いと結論付けている。
今後、同研究所では、右の因果関係について、親の態度を改めてもらったり、生き方を変えてもらったりする実験と調査を続けることで証明していきたいとしている。
同研究所の石橋文明教授は、「今後、親の態度や行き方と子の人生の良し悪しとの間に因果関係があることが分かれば、親が自らの、子に対する教育上の失態を子に押し付ける酷な事態が少なくなるだろう。」と述べている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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