一昨年夏に再建された上野大仏を訪れる人が増えたため、上野が活況を呈している。
東京の新名所の出現に、一目でも大仏を見ようと上野を訪問する人が多くなったものと思われる。
大仏に隣接する上野精養軒が連日満員になっており、不忍池向かいの中華料理「東天紅」でも客数が急上昇しているということで、上野近辺での経済効果は明らかに出始めていると見られている。
もともと外国人観光客などで賑わいを見せているアメ横商店街でも、大仏再建前よりも売上が全体で１０％程度上昇し、「大仏景気」は加速している真っ最中である。
上野は長年、新宿、渋谷、池袋などに押され続けてきたが、大仏再建を契機にその地位を大幅に向上できるか、注目が集まっている。（写真はアメ横商店街）
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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