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世界発、GPS機能付マイクロインキ スタンプ 「K-TMK」完成・発売決定!

 インキ世界トップメーカ、DIC株式会社の100%出資子会社である、カローシュティー株式会社は、世界発のGPS機能付、マイクロインキスタンプ「K-TMK」を5月1日から、医療用として、販売することを発表した。
マイクロインキ スタンプは、GPS機能と、IC機能をもつ特殊インクで作られたスタンプ型マイクロチップである。透明・赤・青・黄の四色があり、耐久年数は約15年。使用対象は主に当面は動物である。
マイクロインキ スタンプ「K-TMK」は、環境省と動物ID普及推進会議【Animal ID Promotion Organization 】(以下AIPO)からの要請で、研究・開発されることとなった。

 動物愛護管理法で、犬や猫などの動物の所有者は、自分の所有であることを明らかにするために、マイクロチップの装着等を行うべき旨が定められているが、日本での普及率は低い。マイクロチップの装着が定着せず、普及率が上がらない背景には、従来のマイクロチップの形状や(従来品:イメージ画像の通り、長さ約1cm、直径2mm程度のIC機器(生態適合性ガラス))首の後ろ側の皮下に注射で埋め込むといった直接体内に埋め込むことへの恐怖感、不信感、可哀想など、日本人のメンタル面の問題があげられる。マイクロチップは、15桁の番号が記録されており、読取器(リーダー)で読み取り、飼い主を特定する事ができるといった物であるが、埋め込まれたチップのメーカーと、読み込むリーダーのメーカーが違うと、読み取りができないなどの問題もあり、マイクロインキスタンプ「K-TMK」は、メンタリティーと、テクニカルの両面を解決するために新たに開発されることとなった。従来の機能に加え、GPS機能がつくことによって、動物が逃げ出したり、いなくなってしまった際、保護されるのを待つだけでなく探すことができるようになった。スタンプは、耳の内側に押される。それまで、メンタル的な理由から、所有者特定の必要性は感じているものの、マイクロチップ装着をためらっていた、飼い主らに、多く受け入れられ定着し、迷い犬猫、捨て犬猫の殺処分が減ることへの期待は高い。

 また、AIPOでは全国のペットショップ、ブリーダーへ、マイクロインキスタンプ「K-TMK」のスタンプを押した動物でなければ、販売許可を下さないことを環境省と、4月1日付にて合意済み。2025年9月1日から施行される。動物保護センターには、無償でマイクロインキスタンプ「K-TMK」のリーダー配布が決定されている。これにより、捨て犬猫の最初の所有者の特定もできることとなる。当面、使用目的は動物のみであるが、近い将来、痴呆による徘徊などの、介護目的にも使用目的を広げることを検討中である。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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