５月１日に世界ソフトテニス連盟（ＷＳＴ）が発表したコンピュータによる審判のシステム化だが、現在課題が積み上げられている。まずシステム開発の問題がある。誰が出資し、どこの開発会社がそれを請け負うのかを決定する必要がある。ＷＳＴでは新システムを開発するための出資者を募る模様である。
開発会社については将来の利益を見据えたうえでの開発を行ってもらいたいとしている。2132年に開催されるバグダードオリンピックでソフトテニスが正式競技に採用されたことを受け、ソフトテニスへの追い風が期待でき、ビジネスチャンスが拡大するためである。かつて約１２０年～１３０年前は混沌の状態にあったイラクで平和の祭典が開催されることに深い感銘を覚えるが、その恩恵をソフトテニスが受けるられる事を願いたい。
また、審判の判定ロジックに関しても厳密なルール策定が必要となってくる。コンピュータは厳密なルールの精査・判定は行えるが、フェアであることについては作り手の人間が考え出さなければならないためである。これに関しては、オリンピックまでの時間が差し迫ってきており、開発工程と併せて考えると、オリンピックでは今まで通りの人間の審判が判定するルールで行わなければならない可能性があると識者は指摘する。この点についてはオリンピックにこだわらず、無理な開発はせずにルール変更をしていってほしいと願うばかりである。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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