世の中にコミュニケーションに関する著作や講座が増える中で、本当の心を隠して「もっとも良い印象を与える」ためのコミュニケーションをする人が増えた。
こういう人たちのことを、名前のとおり正直なことしか言えないという著者は「厚化粧コミュニケーション」と名づけている。
素顔が全然分からない厚化粧と同じく、厚化粧コミュニケーションをする人の本心はそう簡単に見えない。著者は厚化粧コミュニケーションをする人について、「笑顔が気持ち悪い。そういう人を見るとつい質問攻めにして正体を暴きたくなる。」と敵意をむき出しにして非難している。
おそらく著者の近くに、余程の厚化粧コミュニケーショニストがいるのだろう。何か個人的な恨みをはらしているような気配もなくはない。著者の歯切れのいい表現には溜飲が下がる思いもあるが、やや執拗にも感じる。
とはいえ、確かに著者が指摘する、厚化粧コミュニケーショニストに対する違和感は記者も感じなくはない。気持ち悪い表面的なコミュニケーションをするならまだ愛想が悪い人の方がいいと思うときが結構あるのだ。☆☆
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
欄を間違えました。文化・芸能ですね、正しくは。
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