• « 親記事(前の記事) /
  • この記事に親記事はありません

書評:顔文字・絵文字でビジネスが上手く行く!(毎経出版・円滑ビジネス研究会編著)

 これまで、ビジネスの世界では顔文字、絵文字の類はタブーとされてきたが、ここに来て顔文字、絵文字が円滑なビジネスコミュニケーションのツールとして注目を浴びている。

 本書はこの現象に着目したもので、顔文字、絵文字をビジネスに用いる流れについていけない中高年層をターゲットとしている。

 具体的な使い方がかなり書いてあり、例えば、遅刻しそうなときにメールで「申し訳ありません。時間に遅れてしまいそうです。」と普通の文字だけで書くよりも、「申し訳ありません。時間に遅れてしまいそうですm(__)m」と書いた方が受け取った方は嫌な気分になりにくいという。

 ビジネスにおいては当然礼儀が尊ばれなければならず、そのためこれまでは顔文字・絵文字の類はカジュアル過ぎて失礼に当たるとされてきた。しかし、相手の気持ちを和らげたり、心地よい気持ちにさせるのは相手に対する配慮であり、ある意味これこそ礼儀の本質と言える。そしてそのためには顔文字や絵文字もむしろ積極的に使うべき場面があるのだと本書は説いている。
 
 そういう、顔文字・絵文字の使用についてのきちんとした論理的理解ができるように本書ではきちんと説明されているので、「顔文字、絵文字なんてまかりならん!」と考えている諸氏も是非本書を手にとって、最新のビジネスコミュニケーション手法を学んでみてはいかがだろうか?顧客との関係性をより円滑にするチャンスをみすみす逃すことはないだろう?

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン