大手旅行会社NIS社が発売している「オリンピック、パラリンピック期間に東京を離れるプラン」が好調である。
大多数が賛成のように思われている東京オリンピックだが、実際に街の声をきくと「東京がさらに混む」「公共交通機関のマナーを分からない外国人が来て秩序が乱されそう」「東京の気温がさらに上がりそう」「犯罪が増えそう」などの懸念を持っている人が少なからずいる。NIS社ではそうした人々を対象に、開催期間中東京から離れられる宿泊プランを用意した。
人気は北海道、熊本、島根など。競技をテレビで見たいという気持ちは誰しも同じらしく、「無理なく観戦できる、時差のない国内」が選ばれている。
自炊できるようミニキッチンがあり、近所にスーパーマーケットなどがある地域が特に人気。
不在時の警備もNIS社で行うオプションプランも用意。
NIS社の五梨木常務は「2週間以上休暇を取るというのは日本人には抵抗があるかと思いましたが、今はネット環境があれば会議への参加や部下への指示も出せるため、たまには東京を離れるのもいいとか、逆に接待を地方でやるとか、新しいアイディアが生まれているようです」とにこやかに笑った。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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