私は今年37になるのですが今までに40回お見合いをしました。それでも全然結婚できず、途方にくれていました。
子供時代からのあがり症で、初めてお逢いする男性の前に出ると急に緊張して言葉が出なくなり押し黙ってしまったり、訳の分からないことを口走ってしまうことが多く、なかなかうまく行かなかったのです。
そんな中、今年の2月にコタツお見合いをしないかという話が親戚の叔父から来たのです。春が近いのでコタツシーズンも終わってしまうため、やるなら早くということでした。
私はこれに対して、またお見合いか、と半信半疑ではありましたがとりあえずわらをも掴む思いで応じることにしました。
そして当日・・・
またいつものように緊張するかと身構えていたのですが、コタツに入ってポカポカと温まってミカンを食べながら相手の方とお話していると、何だか子供時代に戻ったようにリラックスすることができて自然にニコニコしてしまいました。まるで昔から知っているような心地がして、次から次へとお話が盛り上がったのです。
初めての男性と会ってあんなに打ち解けられたのはたぶんそのときが初めてだったでしょう。
そして、家に帰るとすぐに相手の方から連絡があり、「穏やかな気持ちになれた。またコタツを囲みましょう。」というお返事だったのです。
もちろん私はすぐさまOKしました。とても楽しかったのでまた会いたいと自然に思ったのです。
そしてその後何回かコタツデートを重ねた後に、普通にいろんなところへ2人で出かけるようになって親密になり、婚約し、今月、私は念願のジューンブライドとなることができました。
コタツマジック、とでも言えばよいのでしょうか?もちろん2人の新居にの居間には最新式のコタツを置く予定です。
コタツは私の未来を切り開いてくれたのです。コタツさんには感謝しないといけませんね。(37歳OL・東京都)
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
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