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映画館で休憩時間導入進む

 映画と言えば、2時間程度連続して見るのが常識だったが、最近、ちょうど映画が半分くらいになったところで休憩を入れる動きが始まっている。顧客が高齢化しているため、トイレに行く頻度が増えていることや、疲労を防ぐ必要が生じたことが背景にあるとされている。

 渋谷にある映画館では、昨年5月から10分間の休憩を間に挟むことにした。効果はてきめんで、高齢者を中心に動員数が前年同期比で20%増加したという。常連客(69才・男性)は、「自分の場合、トイレに行くだけではなく、1時間くらいするとタバコが吸いたくなる。休憩を入れてもらえるととても助かる。終わったあとの疲れも全然違う。」と話している。この映画館だけではない。休憩を導入した映画館では軒並み動員数が増えている。

 渋谷の映画館の支配人はこう述べている。「映画は一本連続で見ることを前提に作られているから、間で切ってしまうのには抵抗がある人が多いのではないか?と思い込んでいたが、試してみたら思いのほか喜ばれた。考えてみればコンサートなどでも休憩が入るのが普通だ。休憩を入れるタイミングについては各映画ごとに問題のないタイミングを吟味している。」と話している。

 休憩時にドリンクや食べ物、キャラクター商品などが売れるのも映画館側にとっては朗報だ。

 
 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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