映画「スターウォーズ」は1977年の第1作を皮切りに第6作までが公開されている。これらの作品は全て監督のジョージルーカスが制作したＳＦ映画の名作、換言すれば「絵空事の最高峰」であると長く信じられてきた。
しかし、2035年4月、中国の北京で開催された国際SF映画倫理委員会(International Scientific Fiction Moral Committee=ISFMC)の総会で、映画「スターウォーズ」はSF映画ではないとの決議を行った。
この決議の根拠となった検証調査によると「スターウォーズ」の映像は、フィクションではなく、純粋な記録映画でありＳＦ映画のカテゴリーには入らないことが判明したためだ。
謙称調査チームによれば、この記録映像を制作したのは宇宙放送協会(UHK)で、銀河共和国側からの依頼によるものだった。
こうしたノンフィクション映像を敢えて、エンターテイメント映画として劇場公開したのは、帝国軍と戦争に必要とされた莫大な戦費を稼ぐためであった。ただ、ヨーダたち一部のカリスマ指導者層たちの中には、劇場公開することは単なる金儲け主義に走っていると批判する派閥もあったようで、銀河共和国内ではネチネチとした内輪もめもあった。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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