かねてよりエルマンベルク社(本社ストックホルム)で開発が進められていた究極のPDA(Personal Digital Assistant;携帯情報端末)が欧州及び北米において、一般ユーザー向けに発売されることが明らかとなった。
この”究極端末機”は、一見すると眼鏡のような形状であるが、耳にかける縁の左右いずれかの部分にイヤーフォンマイクが装着されており、通話機能及び音声による操作もマイクを通じて行うことも可能である。眼鏡のレンズは瞳孔の動きをパターン化して読み取ると同時に、カメラ及びモニターの役割も果たす。
例えばまったく日本語に馴染みのない欧米人が日本語での会議に出席したとしても、完全な同時通訳機能はもちろんのこと、お辞儀などの光景を目にすればその光景をカメラが取り込み、困惑の様子を装着者の瞳孔の動きから読み取り、「お辞儀」の検索結果を眼鏡レンズに映し出してくれるので、どのように対応すればよいかを瞬時に知ることが可能となる。
また、あらかじめいくつかのパターンをアイコンに登録しておけば、従来型のPDA端末同様デスクトップがモニターに表示されるので、ユーザー個々のカスタマイズ化により、”使えば使うほど便利になる”という学習機能も有している。音声によるショートカットの立ち上げはもちろんのこと、瞳孔の動きを察知するため、特定のアイコンに焦点を合わせることでもアプリケーションを立ち上げることができるので、重要会議など音声を発っしずらい状況下においてもメールチェックなどができるという優れものである。
同社ではまた次世代機種「Five-sence」を現在開発中だそうで、現段階での情報をまとめると「臭い」の成分について科学分析を瞬時に行い、デジタル情報としてメモリーに蓄積し、後日そのときの状況を視覚・聴覚・嗅覚情報をもとに再現することを可能になるようである。
残る味覚・触覚のデジタル化技術は開発完了しているものの、どのようなハードを用いるべきかそのデザインについて、スケッチブックとクレヨンを手に取り、日夜担当者が喧々諤々の議論を行っているとのこと。デザインにこだわる北欧人魂が根本にあるものと思われる。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
「スマホ歩行禁止」http://www.miraishimbun.jp/article/2478507e-19b5-4199-86b3-d0eea54fab7f の流れからこちらに持ってきたかったのですが、先を越されてしまいました・・・(;;)
かっこいい記事だと思います。
申し訳ありません...
コメントの書き込みにはログインが必要です。