「究極のソフトしか取り扱わない」がスローガンのアルティメットソフトは11日、中学の全科目について、1日2時間程度×数週間~3ヶ月程度で完璧な復習ができる、タブレット用の大人向けアプリケーションソフト、「ライフバックスルー・中学編」を開発したと発表した。
今回のアプリは大人を対象にし、テストを行いながら、完璧に理解していない学習分野に絞って、ゲーム的に人間の本能を刺激するエンターテインメント性、理屈ではなく感覚で理解する「百聞は一見に如かず」原理に加え、視覚と聴覚のどちらが優位か、あるいは男性的脳なのか女性的脳なのかなどによって異なる学習方法を取り入れるなどの方法を用いることによって従来の20倍程度のスピードで完璧にマスターすることができる仕組みになっているという。できないところだけを、非常に効率の良い、楽しいプロセスで速習してしまうため、超短期間での完璧マスターが可能になっている。
同社の広報担当は「学校というのは大勢で学ぶため、人間の認知システムの多様性に対応できておらず、“たまたま”学校のシステムや先生の教え方の癖に適応できた子が“優秀”とされ、適応できなかった子は“頭が悪い”とされる、科学的に見て非常に効率が悪く、多くの不幸を生み出すシステムになっていた。中学時代のこの、効率の悪いシステムに適応できなかったことによる心の傷は、成人になってもずっと残ってしまい、それがもとで様々な社会問題が起きていると考えている。今回のソフトはそのような非効率さを一切なくし、極めて早いスピードで、公立中学校で楽々学年1位くらいの学力に持って行くことができるようになっている。実際の中学生にももちろん使える仕組みになっているが、成人にまずは試してもらい、それから中学生にやってもらう方が普及が早いと考えた。中学生版の次は、高校生版を発売し、その次には大学の専門課程レベルのものについても、数ヵ月程度で速習できる仕組みを作りたい。そして、従来の”頭が良い”とか”頭が悪い”という概念が本来の頭の良さとはそれほど関係ないということを証明していきたい。」と述べている。
今回のアプリのような、大人が過去の学生時代の苦手科目によるコンプレックスを短期間で解消する、いわゆる”超短期間復習ソフト”については、本格的高齢化社会の到来に対応して、ここ数年様々なものが出ているが、今回のアルティメットソフト社のものはその効果が抜きん出ており、一気にスタンダードとなるのではないかと注目されている。
江戸川区に住む65歳の男性は、「自分は中学時代に先生との相性が悪くて、本来好きだったはずの数学が大嫌いになってしまった。もっと素晴らしい先生に教わっていたら今頃科学者になっていたかもしれない、と時々悔やむことがある。今回のようなアプリでそのコンプレックスが解消できるなら、かなり嬉しい。」と述べている。
ライフバックスルー・中学編は、より多くの人にコンプレックスを解消してもらおうと、5000円程度の破格の値段で発売する予定だという。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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