日本高速道路株式会社は、同社が管理する高速道路において道が二方向に分かれる場合や、高速道路出口、PA入口などの分岐点において、どちらに進めばいいのか判断に迷ったドライバーが、判断を保留できるための待避所を分岐点に順次設置していくことを決定した。
これまで、こういった分岐には衝撃緩衝材などが置かれるのみであったため、道に詳しくない人が運転した場合や、古いナビが新しい分岐を表示しなかった場合などに非常に困惑し、場合によっては分岐のところで停車してしまうという危険な状態が時折見られていた。
今回の退避所では、どちらに進むべきか迷ったドライバーが停車して、正しく判断するための時間を得ることができる。また、再発車した場合に加速できるだけの道路もついているため、安全に行きたい道に合流できるようになっている。
道路交通評論家のジェームズ・小宮山氏によると、「より、人に優しい高速道路になったということだろう。分岐というのは誰でも迷うことがあるところ。今まで対策が十分でなかったところに今回の決定は大歓迎だ。」と話している。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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