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インド首相、橋下市長に苦言

 インドのシン首相が14日、11日に橋下大阪市長がtwitterにおいて「香山氏は、一回も面談もしたことがないのに僕のことを病気だと診断してたんですよ。そんな医者あるんですかね。患者と一度も接触せずに病名が分かるなんて。サイババか!」と発言したことに対して苦言を呈した。

 同首相は、「橋下氏は、故サイババ氏がどれほどインドで愛された精神的存在であったかについて全く知らないようだ。日本国内で他の人と争うのは結構だが、わが国の至宝に対してそのようないわれのない侮辱的な発言をするのは看過できない。亡くなった偉人に対してそのような発言をするのはわが国では通常許されないが日本では常識なのだろうか?」と発言した。

 サティア・サイババ氏は、インドにおける精神的指導者であり、特に無料の病院や学校、水道設備の供給といった社会奉仕事業は国際的にも高く評価されていた。

 ノーベル賞の選考機関ノルウェー・ノーベル・インスティトュートは、完全無償で医療を提供する「シュリ・サティヤ・サイ高等医療機関」(特別専門病院)の社会および地域貢献を評価し、サティヤ・サイ・ババをノーベル平和賞候補としたが、サイババが辞退したため、2001年11月23日に同インスティトュート所長であり、Worldspace社理事であるマイケル・ノーベルが、主要アシュラムである「プラシャーンティ・ニラヤム」を訪れ、世界中を放送対象地域とする24時間放送の衛星ラジオ局、サイ・グローバル・ハーモニーを寄贈したという経緯があった。

 サティア・サイババ氏は昨年4月24日満84歳で亡くなり、葬儀は国葬として執り行われた。インドの大統領・首相以外で国葬が執り行われたのは他にマザー・テレサのみであるという。
 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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